ダナン
朝６時のフライトなので、朝３時起床、急いで身支度を整えてロビーに降りる。すると、スタッフが床に寝ていた。悪いなと思いながらスタッフを起こし、タクシーを呼んでもらった。道はガラガラなので４時前には空港に到着した。Ｅチケットには２時間前と書かれていたが、４時にならないと空港が開かないということで、多くの人が待っていた。これだったら、もう少し遅くてもよかったかな。
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| タンソンニャット空港 |
ダナン行きの飛行機（ジェットスター）は、あらかじめ日本で予約していたので、受付カウンターにＥチケットを見せるだけで簡単にチェックインできる。４時過ぎにチェックインを済ませ、飛行機は定刻の６時に出発した。１時間２０分後にダナン空港に到着。
ダナンはベトナム中部にある都市。ホーチミンから600キロ離れているので、まだ雨季にはなっていない。なので天気は快晴！
ちょっと眠いけど今日は歩くぞ～ ＼(^^)／
ダナン空港を出るとき案内所でタクシーを呼んでもらい、五行山（マーブルマウンテン）を目指す。空港からマーブルマウンテンまでは約２０分。８時過ぎには着いてしまった。
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| タクシーで五行山へ |
五行山（マーブルマウンテン）
五行山は「木火土水金」の陰陽５行説にちなんでつけられたパワースポットである。その中の「水」のThuySonが一番高い山(108m)で、五行山の中で一番人気の大理石の山。全部見て回るには２時間くらいかかるとのこと。涼しいうちに登った方がいいかな？
入場券を買って、さあ出発～！
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| 観光ルート |
門を入った右側で入場券を購入。ひとり、4万VND(200円)。
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| ThuySon入口 |
わっ～、いきなり激坂～ 😖しかも石段の高さが30㎝以上ある。昔の人が、大理石の岩をノミとトンカチで削った階段みたいで、趣があるのはいいけど、段の高さがまちまち。一段一段よっこいしょ、よっこいしょと昇る。
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| ThuySonの階段 |
下からは数人の僧侶が元気よく登ってきた。修行だ！修行だ～！
しばらく登ると龍の彫刻がある。よく見ると、九つの龍が絡み合った凝ったデザインで、八岐大蛇（ヤマタノオロチ）を連想する。
リンウン寺
階段を上がると、すぐに仏教のリンウン寺が現れる。
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| リンウン寺 |
中に入ると中央に祭壇があり、仏像が祀られている。
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| リンウン寺の仏像 |
寺院の横にはお堂があり、その中にお釈迦様の像がある。階段の両端には狛犬が鎮座している。日本のと違ってカラフルな狛犬だ。
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| リンウン寺のお堂 |
岩山のトンネルを抜けると頂上だ。下からの距離はそれほどないので、割と早く登れた。
バンチョン洞窟
頂上から数十メートル歩くとバンチョン洞窟が現れる。バンチョン洞窟に入ると、ライトアップされた仏像があり、さらにその奥にポッカリ空いた穴がある。仏像の顔がちょっとユーモラス。
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| バンチョン洞窟 |
この穴はかなり狭いが、四つん這いになって入ることができる。ハイヒールやサンダルではちょっと無理かな。
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| バンチョン洞窟 |
さらに、登って行くと頭上に出口が見えた。どうやら山頂に通じる出口みたい。ほぼ垂直の穴の中を両側の岩の突起をつかんで慎重に登る。ロープもないので足を踏み外すと危険！ここでロッククライミングするとは思わなかった。
ヨメ・・・計画した本人だからギャーギャー言いながらも登るしかなかった。
あー暑い。大汗かいた～💦
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| バンチョン洞窟の頭上の出口 |
頂上に出ると海風が心地よい。真下にはダナンの海が広がっている。ダナンはベトナムのリゾート地なので海も美しい。
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| バンチョン洞窟の上からの眺め |
下りは同じ穴を降りる。暗くて足を掛ける場所を探すのが難しい。下から登ってくる人もいるので、登りより時間がかかってしまった。
フィンコン洞窟
次に向かったのは、ThuySonで一番人気のフィンコン洞窟。
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| フィンコン洞窟 |
階段を降りて行くと、下はかなり広い空間になっており、壁沿いに仏像が置かれている。
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| フィンコン洞窟 |
天井には、アメリカが落とした爆弾によりポッカリ穴が空いており、そこから後光がさしている。時間的には１２時前後がちょうど真上から太陽光が入り、中心付近を照らすのでいいのだが、それまで待てないので、１１時前に写真を撮って下山することにした。で撮影した写真がこちら。肉眼ではくっきり分かるのだが、デジカメはかろうじて撮れた感じ。(T_T);
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| フィンコン洞窟 |
昼食
昼食はダナン市内のマダムランで。マダムランは五行山からタクシーで約２0分。
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| マダムラン |
店に入ると、すぐにスタッフがやってきて、どの席がいいかと聞かれたので、１階の窓際にした。ちょうど昼前で、有名な店だけあって客も多い。日本人の姿も目立つ。注文したのは、生春巻き、空心菜の炒め物、ミークワン（汁なしうどん）。
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| エビの春巻き |
食べる途中ですみません。
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| 空心菜炒め物、ミークワン |
ホイアンへ
ホイアン(1999年ユネスコ世界遺産に登録)は、ダナンからバスで約１時間のところにある古都。バス停がわからず、Googleマップを見ながら2キロくらい歩いていると、HOIANと書かれた黄色いバスが止まっていたので、やっとこさわかった。
バスで移動
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| ホイアン行き路線バス |
バスに乗り込むと、クーラーはなく窓は全開。日差しを遮るカーテンがあるだけで、かなりボロい。アジアの田舎町を走っているバスをＴＶで見たことがあるが、そんな感じ。観光客も乗っているが、地元の人も乗っている路線バス。ホイアンまでのバス代は、2万VND(100円)。やす～う😊
３０分後、道が悪く揺れがひどくなった。そのとき近くにいた青年が話しかけてきた。 こちらが韓国人に見えたようだ。彼はソウルからベトナムに観光で訪れ、今回で５回目とのこと。ホイアンの観光名所をいろいろ教えてくれた。おかげで、終点まで楽しい時間を過ごすことができた。
ヨメ・・・爆睡.zZＺ
バスは１時間後ホイアン（終点）に到着。
カフェで休憩
ホイアン旧市街は、バスの終点から1.6Km歩かなければいけない。暑いので途中のカフェで休憩。ベトナムのアイスコーヒーは、とても濃厚。甘苦くて美味しい ＼(^o^)／ Ｍサイズが3.5万VND(175円)とリーズナブル。
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| HIGHLANDS COFFEE |
ホイアンの仏教寺院
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| 徳賓寺(Chua Phap Bao) |
ホイアン散策
ホイアン市街地の街並み
バム―パゴダ（寺院）
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| CONG CHUA BA MU |
感じのいい喫茶店
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| HoiAn Roastery Espresso & Coffee House |
狭い路地を抜けると、ランタンが飾ってある旧市街に入る。ノンラー（ベトナム傘帽子）をかぶった人が目立つ。
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| ホイアン旧市街 |
来遠橋(日本橋)
ホイアンは、江戸時代から日本との貿易で栄えた町で、かつて日本人街があった。今は来遠橋(日本橋)がそのなごりを残している。一番最初にその来遠橋に行ってみる。
えっ！橋ちゃっちゃ～！なんか予想していたものよりずいぶん小さい。世界３大ガッカリくらいのインパクトがある。でも、橋の中は、渡ろうとする人でごった返している。ホイアンは世界遺産なので、この橋は歴史的価値があるのかもしれない。
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| 来遠橋（日本橋） |
川沿いには観光用の小舟が係留されている。船に乗れば、川から静かに景色を楽しめる。
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| 川沿いの風景 |
シクロに乗れば楽に観光できるが、街並みをゆっくり見てみたいのでパス。
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| シクロ観光 |
夕食
ベトナムで一番人気のバインミーの店（バインミーフン）はお休みでした。せっかく期待していたのに。
ヨメ・・・撃沈😢。
メニュー3番のバインミータップカムと16番のコーンミルクが食べたかった～！
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| バインミーフン |
仕方ないので、別の店を探していると、たまたま町の端っこに感じのいいレストランを見つけた。
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| BEP NHA Home Kitchen |
注文したのは、チャゾー（揚げ春巻き）、カオ・ラウ（汁なしうどん） 何か同じものばかり食べているような気がする。まっいいか！
ガイドブックに載っていなくても美味しかった~＼(^o^)／
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| チャゾー、ミークワン |
ホイアンの夜
レストラン向いの土産物屋さん。ランタンが目立つ。
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| 土産物屋さん |
日が沈むと、どこからともなく、ぞろぞろと人が集まってきた。
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| 日没のホイアン１ |
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| 日没のホイアン２ |
路上カフェ。真ん中に具材が置かれ、おばちゃんがその具材をアレンジしてスイーツを作っている。甘くて美味しそうだけど、お腹の弱い人は食べない方が・・・
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| 路上カフェ |
ランタンに集まる人、人、人。
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| Tam Tam Cafe |
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| Hoa Anh Dao |
ライトアップされた来遠橋。
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| 夜の来遠橋 |
川岸の町の灯り。いい雰囲気です♡
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| 対岸の景色１ |
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| 対岸の景色２ |
来遠橋をバックに、結婚式の前撮り写真を撮影しているカップルに遭遇💛注目の的です💐
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| 結婚式の前撮り |
どこをみてもランタン、ランタン…。幻想的だ。雰囲気に流されて、小さいのを１個買った。
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| ランタンのお店 |
ダナン空港
帰りはタクシーでダナン空港へ。当たり前だけど、バスと違って高く、76万VND(3800円)だった。
予約した便が30分遅れるとメールが来ていたが、空港に入ると、さらに１時間遅れの23:55とアナウンスがあった。機体トラブルか、悪天候か理由はわからない。ベトジェットは遅れると聞いていたが、まさかその通りになるとは思わなかった。最終便を予約していたらと思うとゾッとする。周りを見渡しても、日本人はいない。だんだん不安になってきた。ベトナムでは、これが当たり前という感じで皆平然としている。これがベトナム流なんだろうか。焦ってもしようがないので、おとなしく待つことにした。
しばらくすると、近くに座っていた女性が日本語で話しかけてきた。こちらが日本人だと気付いたみたい。話を伺うと、実家に帰省していて、今からホーチミンに帰るところだという。以前、日本に留学していたということで、日本語が堪能。１時間あまりベトナムの話を伺うことができた。時間が迫ってきたので、お礼を言って、あわててチェックインカウンターへ。
ホーチミン
結局、ホーチミンに着いたのは午前1時半。ホテルに着いたのは午前２時。ほぼ丸一日起きていたことになる。とんでもないスケジュールになってしまった。
ヨメ・・・モモ筋肉痛。階段を降りるのがつらい😫
ホテルの玄関から中をのぞくとスタッフはお休み中(=_=)。ドアをノックすると起きてきてドアを開けてくれた。寝ていたところ申し訳なかったと、お礼を言って部屋に上がった。いやはや、明日のクルーズはどうなることやら。
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